まずは、次郎柿の由来から~ 1844年、松本治郎吉が静岡県周智郡森町の太田川で見つけた幼木を自宅へ持ち帰り、植えて育てたのが「治郎柿」の始まり。 ※発見者の名前から「治郎柿』と呼ばれていたが、戦後になって「次郎柿」と書かれるようになった。☆原木は、1869年に火災にあったが、翌年には再び芽を出し今も現存している。 現在では、静岡県の指定天然記念物としては保存されている。1908年、明治天皇が静岡におこしになられたなられた際に、次郎柿を献上したのをきっかけに、森町の次郎柿は毎年天皇に献上している。 次郎柿の特徴 収穫時期は、10月中旬~12月初旬完全甘柿形は四角形で、シャキシャキとした食感で、甘すぎずフルーティ感があり、種もほとんどなく食べやすい柿です大きさは1個250g~300gほどで柿の中では大きめの品種です富有柿(柿の日本生産量の8割を占める)、平核無⁽渋柿)に次ぐ、3位の生産量次郎柿だけで言えば、愛知と静岡で全体の約8割の生産量でその中でも、ここ愛知県豊橋市が生産量日本一!! 柿の成分 コラーゲンを作るために必要なビタミンCが豊富に含まれていて、ミカンと比較すると焼く2倍ほども含まれていて、柿を1つ食べると1日に必要なビタミンCを摂取できると言われています日本人に不足してると言われている食物繊維も豊富で、整腸効果・血糖値の抑制にいいとされています他にも、ビタミンAやβカロテン・カリウム・タンニンなどの栄養素が含まれています「柿が色づくと医者が青くなる」という言葉があるように、柿を食べると医者の仕事が減ると言われるほどの栄養素が豊富とされています 効果:風邪予防・二日酔い・肌荒れ改善など≪注意≫一度にたくさん食べると、タンニンの影響で胃石ができることがあることや、体内の鉄分と結合し、鉄分の吸収を妨げるので貧血気味の方は食べる儀注意です! おいしい柿の見分け方 ◎ヘタの近くまで色づいていて、全体のだいだい色が鮮やか◎ずっしりと重みがあり、果実の硬さが均一のもの(局部的に柔らかくなっているものに注意)◎ヘタと果実の間に隙間がないもの ≪保存方法≫〇柿は追熟し、1週間~2週間ほどで柔らかくなってしまうため、ヘタの部分を濡れたティッシュなどで保湿しラップに包んで野菜室へ入れておくと、持ちがよくなります〇熟しすぎて柔らかくなってしまったら、そのまま冷蔵庫へ入れておき、食べるときに半解凍してシャーベット状でにしてスプーンですくって食べるのもおいしいです